旭日旗騒動
発端は、2011年アジアカップ準決勝「日本対韓国戦」でキ・ソンヨンの猿真似パフォーマンス
・彼は試合前から猿真似パフォーマンスを用意していた
・どうやら彼はサルのモノマネをして日本人を侮辱したかったらしい
韓国国内では賞賛されたようですが、あっちじゃ「日本人=サル」ってのがなぜかデフォになってるらしく「日本人を侮辱した人種差別的な行動だ」という批判が出て、国際サッカー連盟(FIFA)の懲罰を受けるかもしれないという騒ぎになったようです。
日本人からすれば朝鮮人にサルって言われてもそんなにキレることないし、西欧から見たらアジア人はサルって言われるしね。それより「朝鮮人」とか「在日」って言われたほうがキレます。
しかし、これより遡ること1年前。彼が所属するスコティッシュ・プレミアリーグで相手チームのサポーターからこんな仕打ちを受けてます。
キ・ソンヨンのセルティックは去る10月31日英国、スコットランドパース所在のマクダミドパークで 11ラウンド遠征競技を行った。
セント・ジョンストンファンたちはチームが3-0で負けていた競技後半、キ・ソンヨンがボールを 捉えると「ウウ」と猿声を出して人種差別的な行動をはばからなかった。
で、彼はこんな弁解をします。
・「日本人に向けたものではなく、欧米の人種差別主義者に対する抗議の意味を込めた」
コレに激怒したのがイギリスマスコミ。
・キソンヨンはスコットランドファンの人種差別を糾弾することによって国際的な怒りから逃れようとしている
・反人種差別主義改革運動家は昨夜、彼の自己擁護が「本当らしく聞こえない」と主張した
次に考えたのが、
・「観客席の旭日旗を見て涙が出た。私も選手の前に大韓民国国民です…」
やっと出てきました「旭日旗」。
二転三転したキ・ソンヨンの弁明をまとめると・・
・スコットランドでプレー中に相手サポーターからサル呼ばわりされてもの凄く傷ついた
・日本戦で相手をサル呼ばわりしたら自分のように日本人も傷つくだろうと思った
・ゴール後前日から考えていた猿真似パフォーマンスを披露
・韓国内でも日本人に対する侮辱じゃ?と物議を醸す
・「あれはスコットランドで差別されたからだ」と弁明
・イギリスマスコミから非難ゴーゴー
・「旭日旗」のせいニダと再度弁明
因みに当日観客席には1本も旭日旗は確認されなかったそうです。
旭日旗騒動その後
一時期騒ぎが収まったのですが俄かに注目されたのがロンドンオリピックの時、サッカー3位決定戦の竹島プラカード事件のときです。
スポーツに政治を持ち込むなって流石の日本も抗議したんですが、それに対しての韓国の反論が
・体操のユニフォームが旭日旗に似ているニダ!日本こそスポーツに政治を持ち込んでいるニダ
っていうまさに斜め上の発想。
コレ以降あらゆる放射状のデザインに文句をつけてます。
旭日旗にイチャモンつけられる理由はありません
そもそも、旭日旗は自衛隊の正式な旗として法律で決まってます。
米国・韓国との合同演習の時も抗議されたことは一度もありません(騒動以降護衛艦が釜山港に入港自粛したことはあります)。
第2次世界大戦の対戦国だったアメリカの第七艦隊のパイロットのヘルメットや機体、佐世保や横須賀基地のクルーのバッジなどにも旭日旗をベースにデザインされたものが多数あります。
それとイチャモンつけているのは韓国だけです。中国ですら言ってません。
スポーツの世界大会で米・英・豪・蘭など大戦対戦国に抗議されたって話もありません。先日のWC最終予選の豪州戦でも特大旭日旗がガンガン振られてたのにオージーはまったく気にしていませんでした。
追 記
騒動の最中、キ・ソンヨンが所属していたセルティックというチーム。それ以前には中村俊輔が所属していました。
セルティックサポーターからの中村の愛され方はもの凄くて「引退する時は最後はセルティックへ戻ってきてくれ」とか言われてます。
2006年のチャンピオンズリーグで格上のマンU相手に2戦連続FK決めて、決勝トーナメント進出の原動力になったんでそれもうなずけます。