ももクロが日本経済新聞に載ったぞ
掲載されたのは1面の春秋っていう社説。朝日の天声人語にあたる欄に何と掲載されました。
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「ももいろクローバーZ」、通称ももクロ。NHK紅白歌合戦にも出場した人気アイドルグループだ。同時に、5人のメンバーは今の日本を生きる17歳から20歳の少女でもある。現役高校生を含む彼女らは、先の戦争をどう理解しているか。若手社会学者が試験をした。
戦った相手は「韓国」、終戦の年は1038年と珍回答が相次いだ。しかし試験後の座談会(古市憲寿「誰も戦争を教えてくれなかった」所収)を読むと、学校に問題が多いと分かる。縄文弥生は詳しく、中世から急ぎ始め、現代史はプリントを配り終了。そんな授業を小中高と3回繰り返す。彼女らも古代史には詳しい。
試験前に年号を覚え、終われば忘れる。戦争も条約も、名前に覚えはあっても順番はあいまいになる。「歴史(の授業)で習うと日本のことじゃないような気がして」。正直、なかなか的確な感想だと思う。いま私たちが生きるこの社会と、歴史上の出来事は、どう関係しているのか。先生はきちんと教えているだろうか。
座談会でメンバーの1人が、「子供のころ戦争があった」という祖父の言葉を思い出し、今との距離をつかむ。そうした体験を語る人も、時と共に減る。今の日本の原点となる記憶をどう伝えるか。工夫を怠れば、全く無関心か、アクション映画やゲームを見て勇ましさだけで戦争をとらえるか、そんな向きが増えていく。
いきなり初っ端から間違えてます。彼女たちは古代史は(も?)詳しくないです たぶん。
日経なんぞ購読してないので、空いた時間に図書館で記事のチェックと書店で件の書籍の確認にいってきました。
最初に本屋で新刊の書籍をチェックしたのですが残念ながら置いてありませんでした。購入するのなら店員さんに在庫チェックできるのですが買う気まではないので断念。(因みにQuickJapanのももクロ特集は1冊おいてありました)
さてはこの本、そんなに売れてないのでは?って疑問がちょぼちょぼ・・・
次は図書館で新聞記事のチェック
1面のトップ下っていうかなり目立つ欄に記事は載ってました。ただ、発行が日曜日なので(日経は会社で読むっていうビジネスマンが多い)、救われてます。経済以外の内容なので敢えて日曜日に掲載したのかもしれません。
ラッキーなことに古市氏の書籍が2冊あったので30分ほど斜め読み
・希望難民ご一行様 ピースボートと「承認の共同体」幻想 ※書評
・絶望の国の幸福な若者たち ※書評
古市氏に対する論評は敢えてしません。お近くの図書館で借りるなりAmazonのレヴューでご自身で確認してください。
おそらく運営は対談内容の校正もしたのだと思いますが、結論を言ってしまうと明らかな「失敗」です。
「絶望の国の幸福な若者たち」では、龍馬伝出演直後の佐藤健(古市氏の高校の後輩)と巻末で対談をしています。
まあ、若者世代を代表する有名人だったら誰でも良かったんだと思います。理想を言えばAKBとかサッカー日本代表の香川とか・・・
で今回も、ももクロにオファーしたらOKが出たんでこういう結果になったと・・・
今度日経に載るときはせめて(経済効果とかの)経済指標などを絡めた記事でもっと大きなスペースで載りたいですね。
社会現象になった安室ちゃん、モー娘。AKBなどはそっち方面で記事になってるはずだし。
でも、本音を言えばこれ以上見つけられたくないんですけどね。